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西山太吉最後の告白

集英社新書 1145

出版社名 集英社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-08-721245-7
4-08-721245-9
税込価格 1,045円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

二〇二二年五月に返還五〇周年を迎えたものの、今も米軍基地問題で揺れ続ける沖縄。その原因は「沖縄返還で日米同盟の姿、そして日本の国の形が根底から変わってしまったからです」と、政府の機密資料「沖縄返還密約文書」をスクープした元毎日新聞記者の西山太吉は語る。さらに「岸信介の安保改定、佐藤栄作の沖縄返還、安倍晋三の安保法制定、この一族に共通する政治手法と我欲が、国民にウソをつき、自民党をここまで劣化させた元凶だ」とも。その真意を評論家・佐高信に語る中で見えてきた、日本政治の衝撃の裏面史とは。

目次

第1章 なぜ今、西山太吉×佐高信か
第2章 我が半生 なぜ記者になったのか
第3章 なぜ今、宏池会政治が重要なのか?
第4章 大平正芳と私 今だから語れること
第5章 思い出に残る記者、そして官僚
第6章 沖縄密約、その構図を多面的に分析する
第7章 今、西山裁判を裁く
第8章 運命の人を生きる

著者紹介

西山 太吉 (ニシヤマ タキチ)  
1931年、山口県生まれ。元毎日新聞記者。1972年の沖縄返還をめぐる政府の密約文書をスクープする
佐高 信 (サタカ マコト)  
1945年、山形県生まれ。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)