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明智卿死人を起す

創元推理文庫 Mこ9−3

出版社名 東京創元社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-488-48523-8
4-488-48523-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

帝の新たな命により、堺を訪れた明智卿と安倍天晴。堺には商人組合の納屋衆があり、大店では上級陰陽師を抱えているが、そのひとりで熟練の陰陽師・土御門が行方不明となったのだ。かたや京では、若い娘と老人の骸が相次いで盗まれていた。堺と京の奇怪な事件は、やがて思わぬ場所で交錯する。魔術の発達した世界での不可能犯罪に、名探偵と陰陽師が挑む本格ミステリシリーズ!

出版社・メーカーコメント

帝の命により、行方不明となった上級陰陽師の捜索にあたるべく堺を訪れた明智卿と安倍天晴。だが、錯綜する証言にさしもの明智卿も当惑を隠せない。いっぽう、京では老若男女を問わず骸が続いて盗まれていた。堺と京、商と政の中心地でそれぞれ起きる奇怪な事件はやがて思わぬ場所で交錯する−−魔術が存在するがゆえに異なる歴史を辿った“日の本”で起きる不可能犯罪に、名探偵と陰陽師が挑む本格ミステリシリーズ、待望の続編登場。

著者紹介

小森 収 (コモリ オサム)  
1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書〈短編ミステリの二百年〉(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)