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ミステリなふたりア・ラ・カルト

創元推理文庫 Mお6−11

出版社名 東京創元社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-488-49011-9
4-488-49011-5
税込価格 968円
頁数・縦 344P 15cm

商品内容

要旨

京堂景子は、絶対零度の視線と容赦ない舌鋒の鋭さで“氷の女王”と恐れられる県警捜査一課の刑事。日々難事件を追う彼女が気を許せるのは、わが家で帰りを待つ夫の新太郎ただひとり。彼の振る舞う料理とお酒で一日の疲れもすっかり癒された頃、景子が事件の話をすると、今度は新太郎が推理に腕をふるう。旦那さまお手製の美味しい料理と名推理が食卓を賑やかに彩る連作ミステリ。

おすすめコメント

奥さまの景子さんは「鉄女」と綽名される鬼刑事。旦那さまの新太郎くんは主夫兼イラストレーター。ごく普通じゃない二人は、ごく普通じゃない出会いを経て(殺人現場)、ごく普通に結婚しました――。進まない捜査にイライラする景子さんは、料理上手の夫の待つマイホームに駆け込んで、毎晩用意されている豪勢な家庭料理に舌鼓を打ちながら、旦那さまに事件の悩みを相談するが……? 美食と名推理が堪能できる9編の安楽椅子探偵譚を収録。

著者紹介

太田 忠司 (オオタ タダシ)  
1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)