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怪奇クラブ

創元推理文庫 510‐1

出版社名 東京創元社
出版年月 1978年
ISBNコード 978-4-488-51001-5
4-488-51001-9
税込価格 1,056円
頁数・縦 300P 15cm

商品内容

要旨

罪とエクスタシーの作家アーサー・マッケン。イギリス怪奇小説の黄金期を代表する彼の作品は、いずれも妖しいまでの白光に包まれている。本書には、白い粉薬を飲んだがために肉体が溶けてしまう青年を描いた「白い粉薬のはなし」をはじめ、円環をなす一連の奇譚を集めた表題作に、“聖杯”をテーマにすえ、怪奇小説のひとつの終点をも暗示する「大いなる来復」を併せて収録した。

著者紹介

平井 呈一 (ヒライ テイイチ)  
本名・平井程一。1902年東京に生まれる。早稲田大学英文学科中退。1967年「小泉八雲作品集」全12巻完成により日本翻訳文化賞受賞。1976年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)