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平成怪奇小説傑作集 2

創元推理文庫 Fん3−4

出版社名 東京創元社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-488-56407-0
4-488-56407-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 473P 15cm
シリーズ名 平成怪奇小説傑作集

商品内容

要旨

ホラー・ジャパネスクと怪談実話の興隆で幕を開けた平成の怪奇小説シーンは、やがて多くの人気作家や異色作家を巻きこみながら、幻想と怪奇と恐怖の絢爛たる坩堝を形成してゆく。平成の三十余年間に生み出された名作を、全三巻に精選収録するアンソロジー。第二巻は平成10年発表の小川洋子「匂いの収集」から19年の山白朝子「鳥とファフロッキーズ現象について」の全十八作。

おすすめコメント

仄暗い土俗の闇から浮上する怪談文芸。時を超えた地霊の囁きに耳かたむける作家たち。天空から飛来する恐怖の大王(テロリズム)が全世界を戦慄させた、二十世紀から二十一世紀への巨大な転換期にあって、平成日本の怪奇小説シーンは、日本と日本人の深淵へ肉迫してゆく……平成時代に生まれた怪奇小説の名作佳品を、全三巻に精選収録するアンソロジー第二弾!

著者紹介

東 雅夫 (ヒガシ マサオ)  
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学卒。文芸評論家、アンソロジスト。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)