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救国 超経済外交のススメ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-569-79962-9
4-569-79962-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 354P 20cm

商品内容

目次

奇妙な首脳会談の先に何があるか
民族の心の弱さが外交を弱くする
「開くが命」シンドローム
カンとミン、殻を出でよ、連合せよ
竹島はメンツと漁業の問題か
国家新戦略の旗が、民からあがる
何が通貨を信認させるか
それでも目覚める日本
われら日本国民、ここにこそ怒れ
特別編 経済誌デスクによる青山繁晴へのインタビュー―北朝鮮のバイオテロに備える〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

いま日本の経済は弱い。外交も弱い。そして、これら二つは別々ではない。関連している。グローバル化が進もうと、企業は究極、無国籍ではありえず、経済の基盤であるエネルギーを確保するのは国の力である。だからこそ、著者は問う。「日本経済に外交力のバックアップはあるか。デフレに苦しみ続ける日本経済が新天地を切り開けるよう強力にサポートできる外交力を、どうやったらわたしたちは創れるのか」。“外交は外交官の仕事”ではない。官も民もなく、日本国の主人公であるわれわれが、「善意」を外に求めず、自らの連帯に求めること。その連帯のうちに子孫の繁栄を考え、他国と交わす行為すべてが「外交」である。再び著者は言う、第二次世界大戦における日本の降伏は、軍事力以前に、外交力の敗北だった。が、それは一度きりの敗北にすぎない。われらが立ち上がる土台としての日本を「求国」し、「キュウコク=救国」を果たすのは、あなたの力しかない。

著者紹介

青山 繁晴 (アオヤマ シゲハル)  
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者、三菱総合研究所の研究員を経て株式会社・独立総合研究所を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)。内閣府の原子力委員会・専門委員、経済産業省の総合資源エネルギー調査会・専門委員、海上保安庁の政策アドバイザー。防衛省幹部研修の講師も務める。専門は、エネルギー安全保障、核セキュリティ、危機管理、外交・安全保障、国家戦略立案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)