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情報科学のための理論言語学入門 脳内文法のしくみを探る

出版社名 丸善
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-621-07512-8
4-621-07512-8
税込価格 2,310円
頁数・縦 156P 21cm

商品内容

要旨

好評既刊の前著『情報科学のための自然言語学入門:ことばで探る脳のしくみ』では、脳内文法のアプリケーションのうちの一つ、X′理論に焦点をあてながら言語獲得の問題について考えた。続編にあたる本書では、X′理論以外のアプリケーションを紹介しながら、実際に自然言語の様々な話題を謎解きをしていくとともに、具体例を挙げながら、言語現象を一つの理論的枠組みの中で説明することによって、自然言語の科学的分析とはいかなるものかについて考察していく。前著と本書で、脳内文法のメカニズムの全貌が明らかにされる。

目次

1 『情報科学のための自然言語学入門:ことばで探る脳のしくみ』を振り返る
2 移動操作とコピー理論
3 移動操作に課せられる制約
4 文の構造:X′理論のパワーを再確認する
5 言語獲得と言語障害:脳から見ることばの仕組み
6 日本「語」の構造
7 動詞のシステム:自動詞から自然言語のメカニズムを探る
8 日本語の活用変化から言語システムのメカニズムを探る

著者紹介

畠山 雄二 (ハタケヤマ ユウジ)  
1966年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。東京農工大学大学院共生科学技術研究部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)