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戦争遺跡の発掘・陸軍前橋飛行場

シリーズ「遺跡を学ぶ」 047

出版社名 新泉社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-7877-0837-3
4-7877-0837-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 93P 21cm

商品内容

要旨

アジア太平洋戦争の末期、群馬県高崎市の郊外に陸軍の飛行場が急造された。農地をつぶしての造成と住民・児童の勤労奉仕、特攻隊の突撃訓練、米軍の空襲など、戦争の実相を考古学的発掘調査と地元資料、米軍資料などから明らかにし、戦争遺跡発掘の意義を訴える。

目次

第1章 村に飛行場がやって来た(榛名山の裾野
陸軍の本土飛行場計画 ほか)
第2章 飛行場造成の痕跡(細長い発掘区
接収された田畑 ほか)
第3章 飛び立った特攻隊(特攻隊の訓練基地へ
訓練と苦悩の日々 ほか)
第4章 空襲、そして敗戦(機能を失う飛行場
対空機関銃砲座の発見 ほか)

著者紹介

菊池 実 (キクチ ミノル)  
1954年、群馬県生まれ。國學院大學大学院博士課程前期修了。現在、(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団主席専門員。第32回藤森栄一賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)