広く弱くつながって生きる
幻冬舎新書 さ−20−1
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2018年3月 |
ISBNコード |
978-4-344-98491-2
(4-344-98491-9) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 197P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 終身雇用、副業禁止、転勤制度など、かつて日本企業の特徴であった制度や前提が崩れつつあり、職場の人間関係が以前ほど濃密なものではなくなってきている。地域社会のつながりも緩くなった。スマホの普及や価値観の多様化により、今や家族の団らんも少ない。そんな現代日本人は、潜在的にも、新たな人間関係、共同体を欲しているのではないだろうか。本書の著者で作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏は、新聞記者からフリーになってからの人とのつながり方を「浅く、広く、弱く」に変えた。その結果、職業、肩書きや年齢、住む場所などにしばられず、フェイスブックなどで知りあった多様な人たちと弱いが良好な関係を築き、生活や仕事を楽しんでいる。本書では、そんな自らの考え方と実際の生活、経験について語りながら、浅く、広く、弱いつながりこそが、これからの時代の人間関係のかたちではないかと問う。著者はテクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルまで幅広く取材・執筆する。『そして、暮らしは共同体になる。』『キュレーションの時代』『レイヤー化する世界』など著書多数。 |
商品内容
要旨 |
新聞記者時代、著者の人間関係は深く、狭く、強かった。しかしフリーになり、リーマン・ショックと東日本大震災を経験して人とのつながり方を「浅く、広く、弱く」に変えた。その結果、組織特有の面倒臭さから解放され、世代を超えた面白い人たちと出会って世界が広がり、妻との関係は良好、小さいけれど沢山の仕事が舞い込んできた。「きっと誰かが少しだけでも助けてくれる」という安心感も手に入った。働き方や暮らし方が多様化した今、人間関係の悩みで消耗するのは勿体無い!誰でも簡単に実践できる、人づきあいと単調な日々を好転させる方法。 |
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目次 |
第1章 大切なものは「弱いつながり」(昭和の人間関係の縮図のようだった記者時代 |
おすすめコメント
新聞記者時代、著者の人間関係は深く、狭く、強かった。しかしフリーになり、リーマンショックと東日本大震災を経験して人とのつながり方を「浅く、広く、弱く」に変えた。その結果、組織特有の面倒臭さから解放され、世代を超えた面白い人たちと出会って世界が広がり、妻との関係も良好、小さいけど沢山の仕事が舞い込んできた。困難があっても「きっと誰かが少しだけでも助けてくれる」という安心感も手に入った。働き方や暮らし方が多様化した今、人間関係の悩みで消耗するのは勿体無い! 誰でも簡単に実践できる、人づきあいと単調な日々を好転させる方法。 従来の人間関係は会社や学校、家族の中だけで形成される濃く、狭く、強いものだった。しかし、終身雇用制度が危うくなり、リストラが起き、人口が減り、家族形態が変わってきたことで、働き方や暮らし方が多様化した今、人間関係で消耗しているのは勿体無い! リーマンショックと東日本大震災を契機に、人とのつながり方を変えたことによって、組織特有の面倒臭さがなくなり、世代を超えて友達ができ、小さい仕事が沢山舞い込むようになった著者。そのコツは、浅く広くつながることだった。息苦しさから解放される、現代の人間関係の提言書。