タリバン復権の真実
ベスト新書 611
出版社名 | ベストセラーズ |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-584-12611-0
(4-584-12611-9) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 289P 18cm |
商品内容
要旨 |
「本書では、アフガニスタンでのフィールドワークによって培った筆者の知見とタリバン幹部との個人的な議論を踏まえて、タリバンの誕生から今日に至るまでの思想と行動を彼らの視点に寄り添う形で分かりやすく整理した。ついでタリバンの復活が持つ地政学的、文明論的意味を解き明かし、アメリカの覇権が終わった世界と日本がタリバンといかに関わっていくべきか、について筆者の私見を述べる」(「序」より抜粋)これまでのタリバンに対する常識や偏見を覆す、待望の書。 |
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目次 |
序 タリバンの復活とアメリカの世紀の終焉 |
出版社・メーカーコメント
20年間に渡るアメリカによるアフガニスタンの支配は終焉を迎えた。タリバンの復権は何を意味するのか? 日本にはどんな影響があるのか? そして大きな歴史の流れのなかでアメリカの終焉を決定づけるきっかけになったと語るのが、イスラーム法学者の世界的第一人者・中田考氏。中田氏は現在のタリバン指導部との親交も深く、世界でも稀に見るタリバンの思想と政治組織に精通した人物。はじめて語られる「タリバン復権の真実」に読者は驚愕と衝撃を受けるにちがいない。今後の国際情勢を見極める上で必須の教養書の一冊。<帯推薦文>内田樹氏(思想家・武道家)、橋爪大三郎氏(社会学者)、高橋和夫氏(国際政治学者)を予定