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地球環境外交と国内政策 京都議定書をめぐるオランダの外交と政策

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-7664-0872-0
4-7664-0872-1
税込価格 4,950円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

要旨

本書で取り上げる京都議定書採択に至るまでの交渉過程でリーダーシップを発揮していたのはオランダであり、オランダに率いられる欧州連合(EU)であった。京都会議では締約国の一つとしてリーダーシップを発揮したオランダであったが、そのオランダがボン会議では、今度は締約国会議の議長国として、またしても多国間合意形成へ向けたリーダーシップを発揮したのである。なぜこうもオランダが目立つのであろうか。その謎が、本書を通じて明かされる。

目次

序章 地球環境問題の国際関係
第1章 京都議定書交渉への道のり
第2章 オランダの政策基盤とEUの役割
第3章 オランダ議長国とEU域内交渉
第4章 EUのイニシアティブとオランダ
終章 国内コンセンサスから国際的イニシアティブへ

出版社
商品紹介

地球温暖化防止へ向けた国際的リーダーシップと国内政策との関係を政治学・政策学の視点で実証的に分析。

著者紹介

蟹江 憲史 (カニエ ノリチカ)  
北九州市立大学法学部助教授。1969年生まれ。2000年、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。国際連合大学高等研究所勤務、北九州市立大学法学部講師を経て、2001年より現職。国際連合大学「環境と持続可能な開発」コンサルタント。専攻は国際関係論、環境政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)