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ことばの力を育む

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-7664-1471-4
4-7664-1471-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 195P 26cm

商品内容

要旨

新しい小学校学習指導要領で必修化された「外国語活動」。そこで強調されているのは、ことばの楽しさ、豊かさに気づき、言語活動を充実させること。本書は、ことばを存分に活用するための理論と教材を提示する。

目次

1 理論編(「ことばへの気づき」と教育
ことばの教育(言語教育)に関する若干の注釈
言語教育と外国語教育
ことばの教育(言語教育)の実践
ことばの力を育む教育と小学校英語
最後に)
2 実践編(ことばの多様性
さまざまな言葉
文の仕組み
ことばの規則と例外
言語の個性とことばの特性)
3 資料編(言語力の育成方策について
「ことばの時間」の試み)

著者紹介

大津 由紀雄 (オオツ ユキオ)  
慶應義塾大学言語文化研究所教授、東京言語研究所運営委員長。1948年東京都大田区生まれ。Ph.D.(1981年、MIT、言語学)。主として、第一言語(母語)獲得と統語解析の研究を行っている。研究成果の社会への還元の一端として、英語教育のあり方についても積極的に発言している
窪薗 晴夫 (クボゾノ ハルオ)  
1957年鹿児島県川内市生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授。日本音韻論学会会長、日本言語学会常任委員・編集委員。Ph.D.(1989年、エジンバラ大学、言語学)。第27回市河三喜賞(1995年)、第25回金田一賞(1997年)受賞。専門は言語学・音声学。特に、日本語音声の分析をもとに言語構造の普遍性と多様性、日本語の特質を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)