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神の子洪秀全 その太平天国の建設と滅亡

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-7664-1906-1
4-7664-1906-5
税込価格 7,260円
頁数・縦 484,77P 22cm

商品内容

要旨

清末中国に澎湃と興った太平天国は、死者2,000万人とも言われる世界史上最大の宗教反乱を引き起こした。本書は、太平天国運動を率いて「地上の天国」を追い求め、大陸全土を14年間の内乱に巻き込んだ男の実像を、西洋と中国との宗教的遭遇を軸に、壮大に物語る。科挙に落ちた一人の男を、聖書はどのようにして、変えてしまったのか。多くの信者は、なぜ自ら従っていったのか。新資料に基づく緻密な分析と、精神世界にまで踏み込む大胆な筆致。碩学による太平天国研究の決定版。

目次

城壁
神の言葉
故郷
天上の戦い

遊歴
根拠地
裁判
団営
地上の戦い〔ほか〕

著者紹介

スペンス,ジョナサン・D. (スペンス,ジョナサンD.)   Spence,Jonathan D.
1936年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学クレア・カレッジ卒業。イェール大学大学院で研究、1965年にPh.D.。その後、同大学で教鞭をとり、1993年よりスターリング・プロフェッサーを務める(2008年退職)。現在、ケンブリッジ大学クレア・カレッジのフェロー
佐藤 公彦 (サトウ キミヒコ)  
1949年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)