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崩壊の経験 現代ドイツ政治思想講義

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-7664-2061-6
4-7664-2061-6
税込価格 5,720円
頁数・縦 542,15P 20cm

商品内容

要旨

すべてが瞬く間に変わってしまった―さまざまな思潮が渦巻くワイマール時代。普遍化する複製技術に、きらびやかなキャバレーや大衆文化に、政治イメージの拡散と「点化」に、“現代”の始まりを読む。

目次

第1部 市民層の社会意識―現代思想の前提(「資本主義の精神」とルター派
「文明化」と「文化」―市民層と貴族 ほか)
第2部 “崩壊”の始まり―世紀転換期から一九二〇年代へ(「文明化」の挫折とウェーバーの宗教社会学
社会の多様化―市民層の解体と大衆の成立 ほか)
第3部 “崩壊”の経験―ワイマール時代の「政治思想」(“ポスト・ロマン主義の世界”と市民層―マン、ウェーバー、シュミット
ワイマール期の世代対立 ほか)
第4部 “崩壊”のあと―おわりに(教養と経験―レーヴィットとアドルノの「始まりの意識」
文化産業とテクノロジーの支配―アドルノとアンダース)

著者紹介

蔭山 宏 (カゲヤマ ヒロシ)  
1945年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)