漂泊のアーレント戦場のヨナス ふたりの二〇世紀ふたつの旅路
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2678-6
(4-7664-2678-9) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 352P 19cm |
商品内容
要旨 |
政治の意味を問い続けたハンナ・アーレントと、未来への責任を基礎づけたハンス・ヨナス。盟友として、ユダヤ人として、思想家としてナチズムに対峙し、ともに二〇世紀を駆け抜けた。二人は、時代が課した過酷な宿命に向かい合い、その破局に対して、それぞれの仕方で、答えを模索し続けた。その二人の思想は「出生」という概念において、閃光のように交錯する。アーレントとヨナスの人生と思索の軌跡を追い、二一世紀を歩むわれわれへの問いかけを探る。 |
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目次 |
第1章 友情と恋愛のあいだ―誕生から出会いまで 1903‐1933 |
おすすめコメント
アーレントとヨナス、20世紀の激動が産み落とした二人の宿命は、やがて人間賛歌の思想「出生」として結実する。私たちが時代の枠組みの中でなお思考し、未来への責任を果たしていくための手引き。