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活躍する若手社員をどう育てるか 研究データからみる職場学習の未来

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7664-2792-9
4-7664-2792-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 172P 21cm

商品内容

要旨

若手社員を成長させる「学び」とは?本書では株式会社マイナビと東京大学大学院情報学環山内祐平研究室の共同研究によるインタビュー調査・量的調査から、若手社員の「パーソナリティ」と「行動・環境」に注目して得られた知見とともに、3つのキー概念=「思考のモデリング」「ジョブ・クラフティング」「心理的居場所感」を用いた人材育成の方法を提案する。

目次

第1部 若手社員育成の現状と調査の狙い(なぜ今「若手社員の育成」が重要なのか
活躍する若手社員の実像を探る―調査の概要)
第2部 活躍する若手社員のパーソナリティ(若手社員のパーソナリティとは
若手とミドルエイジのパーソナリティの違い)
第3部 活躍する若手社員を育てるキー概念(仕事からどう学ぶのか―思考のモデリング
活躍につながる仕事の工夫―ジョブ・クラフティング
どうすれば離職を防げるか―心理的居場所感)

出版社・メーカーコメント

新人ではない、管理職でもない20代の若手社員へのサポートはどうあるべきか。本書はこの20 代の経験学習(仕事からの学び)について、幅広い業界の人事担当、当該社員、上司に調査を実施。その結果から「仕事からうまく学べている人」のパーソナリティや特徴、環境などを多角的に分析し、学び続ける人材を育成するための提言を行う。

著者紹介

山内 祐平 (ヤマウチ ユウヘイ)  
東京大学大学院情報学環教授。1967年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。博士(人間科学)。茨城大学講師、助教授を経て2000年東京大学大学院情報学環准教授。2014年より現職。専門は情報化社会における学習環境のデザイン。開発研究とフィールドワークを連携させた研究を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)