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格差と闘え 政府の役割を再検討する

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7664-2805-6
4-7664-2805-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 318,50P 20cm

商品内容

要旨

解決策はある!「格差」問題の事実・本質を洗い出し、その具体的な対策を徹底的に論じる。

目次

1 状況の展望
2 倫理と哲学の次元
3 政治の次元
4 人的資本の分配
5 貿易、アウトソーシング、海外投資に対する政策
6 金融資本の(再)分配
7 技術変化のスピードと方向性に影響を与える政策
8 労働市場についての政策、制度、社会規範
9 労働市場ツール
10 社会的セーフティネット
11 累進税制

出版社・メーカーコメント

ピケティ『21 世紀の資本』以降、格差をめぐって理想論や抽象的な正義の問題ではなく、具体的な対策が期待されるようになってきた。その役割として政府による政策の力が見直されるようになってきた。世界トップレベルの経済学者を中心に、格差の現状、その弊害から具体的な政策論の意見を闘い合わせたシンポジウムの記録。

著者紹介

ブランシャール,オリヴィエ (ブランシャール,オリヴィエ)   Blanchard,Olivier
ピーターソン国際経済研究所シニアフェロー。マサチューセッツ工科大学(MIT)経済学部ロバート・M・ソロー名誉教授。IMFでチーフエコノミストを務める
ロドリック,ダニ (ロドリック,ダニ)   Rodrik,Dani
ハーヴァード大学ケネディスクール校国際政治経済学フォード財団教授
月谷 真紀 (ツキタニ マキ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)