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小説シライサン

角川文庫 お52−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-04-108760-2
4-04-108760-0
税込価格 704円
頁数・縦 297P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 現実なのか?昔話なのか?迷路に放置された気分に

    どこまでが小説?どこまで取材敢行?やはりよくある怪談?
    でも「女に産む性に生まれたことに感謝しました」(ひ)

    (2020年2月14日)

商品内容

要旨

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。それぞれ異様な死の真相を探る中、2人は事件の鍵を握る富田詠子から、ある怪談話を聞かされる。それは死んだ2人と詠子が旅行先で知った、異様に目の大きな女の話だった。女の名を頑なに告げなかった詠子だが、ひょんなことからその名を口に出してしまう。「お2人は…呪われました」―その日から瑞紀たちの周囲でも怪異が起き始め…。

おすすめコメント

乙一4年ぶりの最新作&映画原作! その怪談を聞いた人間は――呪われる。親友の変死を目撃した女子大生・瑞紀の前に現れたのは、同じように弟を亡くした青年・春男だった。何かに怯え、眼球を破裂させて死んだ二人。彼らに共通していたのはある温泉旅館で怪談を聞いたことだった。

著者紹介

乙一 (オツイチ)  
1978年福岡県生まれ。96年「夏と花火と私の死体」で第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。2003年、『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)