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百間随筆 2

講談社文芸文庫

出版社名 講談社
出版年月 2002年1月
ISBNコード 978-4-06-198285-7
4-06-198285-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 307P 16cm
シリーズ名 百間随筆

商品内容

要旨

虚実皮膜の間に筆を走らせる百〓独得の文章は、鋭く正確な観察と夾雑物を削りとる俳諧精神とにささえられ偏屈で幻想的、鬱屈して滑稽、深刻と軽妙とが精妙に混り合い、当代随一と謳われた。池内紀編集による二十篇を収録。百〓随筆全二巻完結。

目次

ねじり棒
通過列車
初乗り
夜汽車
寝台車
亀鳴くや
サラサーテの盤
お前ではなし
時は変改す
彼ハ猫デアル
ノラや
カーテル・クルツ補遺
とくさの草むら
面影橋
巨松の炎
暗所恐怖
おからでシャムパン
「失敬申候え共」
みよし野の
残夢三昧

出版社・メーカーコメント

当代随一の文章家と謳われた百鬼園の随筆2偏屈で幻想的で鬱屈して滑稽な百間先生独得の個性を掬いとる池内紀編集によるエッセイ二十篇。「ねじり棒」「サラサーテの盤」「ノラや」「面影橋」などを収録。