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珠玉の短編

出版社名 講談社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-06-220124-7
4-06-220124-0
税込価格 1,620円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

“珠玉”に取り憑かれた作家の苦悩を描く「珠玉の短編」、第42回川端康成文学賞受賞作「生鮮てるてる坊主」など11編の“絶品”をご堪能あれ。

出版社・メーカーコメント

★第42回川端康成文学賞受賞作「生鮮てるてる坊主」収録!★ 奈美はある夫婦と親しくしているが、妻の虹子よりも、夫の孝一の方に深い友情を感じている。虹子にまつわる問題を二人で解決することで、更に親密度は増していく。しかし、孝一の出張中の雨の日を境に、三人の関係に歪みが生じ始めて…。(「生鮮てるてる坊主」) 神戸美子は幼い頃からありとあらゆる悪意を一身に受けてきた。中学の時、ついに長年の恨みが念となって同級生の男子を襲う。世にも稀な復讐の才能を手に入れた美子は、教祖と信者を兼任するひとり宗教「みこちゃん教」を設立することに…!?(「自分教」) スプラッタ描写に定評がある作家・夏耳漱子は、自作に最も似つかわしくないはずの「珠玉」という惹句に取り憑かれてしまった。やがて頭の中で珠玉たちが地位向上と種の保存を騒ぎ出して…!?(「珠玉の短編」) 恋愛、友情、自尊心――人間の欲望の行き着く先は、グロテスクでブラックで愛おしい。詠美ワールド全開の11編の絶品をご堪能あれ。

著者紹介

山田 詠美 (ヤマダ エイミ)  
1959年、東京都生まれ。85年に「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞してデビュー。87年に『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で第97回直木三十五賞、89年に『風葬の教室』で第17回平林たい子文学賞、91年に『トラッシュ』で第30回女流文学賞、96年に『アニマル・ロジック』で第24回泉鏡花文学賞、2001年に『A2Z』で第52回読売文学賞、05年に『風味絶佳』で第41回谷崎潤一郎賞、12年に『ジェントルマン』で第65回野間文芸賞、16年に「生鮮てるてる坊主」で第42回川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)