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「改憲」の論点

集英社新書 0939

出版社名 集英社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-08-721039-2
4-08-721039-1
税込価格 968円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

「自衛隊明記」「二項削除」「リベラルの側からの新九条論」…。憲法改正をめぐる議論は混迷の度合いを深めている。しかし九条改憲の本質は、平和を求めてきた日本の戦後の否定そのものだ。本書では安倍政権の「憲法破壊」の動きに対して異議申し立てをしてきた「立憲デモクラシーの会」の主要メンバーが、もっとも重要な論点を解説する。八つのポイントに整理してわかりやすく示した、日本国民全員のための必読書。

目次

第1章 自衛隊明記改憲の問題(木村草太)
第2章 「新九条論―リベラル改憲論」の問題点(青井未帆)
第3章 日本人が向き合うべき戦争と平和のあり方(柳澤協二)
第4章 「改憲派」はどういう人々か(中野晃一)
第5章 「ポスト真実」と改憲(西谷修)
第6章 解散をめぐる憲法問題(山口二郎)
第7章 憲法改正国民投票の問題点(杉田敦)
第8章 「真ノ立憲」と「名義ノ立憲」(石川健治)

出版社・メーカーコメント

「立憲デモクラシーの会」の主要メンバー8名が、一堂に会した注目作! 木村草太、青井未帆、柳澤協二、中野晃一、 西谷修、山口二郎、杉田敦、石川健治――。 最強の論客が提示する8つのテーマは、以下のとおりである。 「自衛隊明記」「新九条論」「専守防衛」「改憲勢力」 「アメリカ」「解散権」「国民投票」「立憲主義」。 本書は、急速に進む「憲法破壊」の動きに対して、 時代に流されず、自分の頭で考えるための必読書である。 来るべき“選択の時”に備えて、じっくりと考えなければいけない論点は、 まだまだ積み残されている!

著者紹介

木村 草太 (キムラ ソウタ)  
1980年生まれ、首都大学東京教授
青井 未帆 (アオイ ミホ)  
1973年生まれ、学習院大学教授
柳澤 協二 (ヤナギサワ キョウジ)  
1946年生まれ、元内閣官房副長官補。国際地政学研究所理事長
中野 晃一 (ナカノ コウイチ)  
1970年生まれ、上智大学教授
西谷 修 (ニシタニ オサム)  
1950年生まれ、東京外国語大学名誉教授
山口 二郎 (ヤマグチ ジロウ)  
1958年生まれ。法政大学教授
杉田 敦 (スギタ アツシ)  
1959年生まれ。法政大学教授
石川 健治 (イシカワ ケンジ)  
1962年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)