性暴力被害を聴く 「慰安婦」から現代の性搾取へ
| 出版社名 | 岩波書店 |
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| 出版年月 | 2020年9月 |
| ISBNコード |
978-4-00-061382-8
(4-00-061382-0) |
| 税込価格 | 2,640円 |
| 頁数・縦 | 274P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
性暴力を「語る」という行為は、被害者の心身に何をもたらすのか。その苦痛と困難を乗り越えるには、語り手の自主性を尊重し、主導権を委ねる聴き手の存在が不可欠なのだ。韓国での「慰安婦」サバイバーの聴き取りにおける「問うから聴くへ」の画期的転換は歴史研究に大きな意義をもたらした。さらに、日本のノンフィクションの書き手による先駆的な試み、そして現代の性搾取の現場の声から「聴く」ことの意味を問う。 |
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| 目次 |
「問うから聴くへ」、そして「慰安婦」から現代の性搾取へ |



出版社・メーカーコメント
性暴力を語ることは、被害者の心身に大きな苦痛を与え、困難を極める。そのため、韓国での証言が端緒となり、各国で行われた「慰安婦」の聞き取り活動は画期的なものであった。負の体験の聞き取りが歴史研究へもたらした意義と、広く現代史におけるオーラルヒストリーの形成を論じ、現代日本の性搾取との関連性をも明示する。