• 本

トンネルの森1945

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-04-067713-2
4-04-067713-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 196P 19cm

商品内容

文学賞情報

2016年 第63回 産経児童出版文化賞受賞

要旨

1945年。少女はたった一人で世界と戦っていた。太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは新しい母親になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で千葉の小さな村へ疎開することに。家のそばにある、暗く大きな森の中で脱走兵が自殺した噂を耳にする。耐え難い孤独感と飢餓感はトンネルの森のように覆いかぶさり、押しつぶされそうになった時、イコは兵隊の影を追いかけ森に入るが…。『魔女の宅急便』の著者角野栄子が、自らの戦争体験から描き下した、憫然で、美しい、珠玉の物語。

おすすめコメント

太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは義母たちとともに疎開する。家のそばにある、暗く大きな森のトンネルで、脱走兵が自殺した噂を耳にするが……。

出版社・メーカーコメント

太平洋戦争のさなか、幼くして母を亡くしたイコは新しい母親になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で千葉の小さな村に疎開することに。家のそばにある、暗く大きな森の中で脱走兵が自殺した噂を耳にする。耐え難い孤独感と飢餓感はトンネルの森のように覆いかぶさり、押しつぶされそうになった時、イコは兵隊の影を追いかけ森に入るが……。戦後70年にふさわしい、【魔女の宅急便】の著者・角野栄子の実体験から生まれた珠玉の物語!

著者紹介

角野 栄子 (カドノ エイコ)  
東京深川生まれ。25歳からブラジルに2年間滞在し、1970年その体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年ブラジルをたずねて』でデビュー。産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章に続き、2014年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)