商品内容
要旨 |
「この夜が明けたとき、『新しい呪術の世』が幕を開ける」昭和20年、戦時下の日本。東京を焼く空襲に、土御門夜光と相馬佐月は『双璧計画』の実行を決断する。それは『神』を降ろすことによって帝都を守る結界を築くという作戦だった。極めて壮大で難解で運命的な儀式の決行を翌日に控えた夜。「お待ちしています。幾瀬、幾歳の彼方で。私は―あなたのものですから」月明かりの下で咲き誇る向日葵、響く虫の音―ほんの一瞬の仮初の夏の夜に、幼馴染は約束を交わす。それは彼女の魂を長き旅へと導いて―。時を超え時を繋ぐ陰×陽ファンタジー。 |
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おすすめコメント
お待ちしています。幾瀬、幾年の彼方で―― 土御門夜光と相馬佐月。陰陽の道を歩む二人の運命的な出会いにより、呪術は黄金時代を迎えた。けれど無情にも『その時』は確実に近づいてくる。敗戦の色濃くなる帝都で、夜光が、そして飛車丸が下す決断は……。