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大宏池会の逆襲 保守本流の名門派閥

角川新書 K−185

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-04-082182-5
4-04-082182-3
税込価格 924円
頁数・縦 318P 18cm

商品内容

要旨

盤石な政権基盤の保持を続ける安倍勢力に対し、自民党・宏池会(現岸田派)の動きが耳目を集めている。「加藤の乱」で大分裂した保守本流は再結集するのか。名門派閥の行方とポスト安倍をめぐる暗闘を追った。

目次

序章 ポスト安倍をめぐる戦い(支持率低下で転換期を迎えた安倍政権
政治家には天下を取った時の志が重要 ほか)
第1章 宏池会会長・岸田文雄の矜持(第一回の総選挙に最年少当選した岸田文雄の祖父
幼少期を過ごしたアメリカで学んだモラルと正義感 ほか)
第2章 保守本流・宏池会の系譜(岸退陣で候補者が乱立する中、池田政権が誕生
本音発言が反発に遭うが、独特の愛嬌で年長者には好かれる ほか)
第3章 「加藤の乱」で宏池会分裂、最大の危機(森内閣誕生当初から、加藤紘一の言動を気にしていた古賀誠
メールの声援を過大評価していた加藤 ほか)
第4章 大宏池会構想の行方と新総裁(麻生・山東派の合併で、党内第二派閥が誕生
党内の“疑似”政権交代によって、政権のバランスを取る ほか)

おすすめコメント

安倍勢力と向きあう保守本流・宏池会の行方、ポスト安倍はどうなる? 盤石な政権基盤の保持を続ける安倍勢力に対し、自民党・宏池会(現岸田派)の動きが耳目を集めている。「加藤の乱」で大分裂した保守本流は再結集するのか。名門派閥の行方とポスト安倍をめぐる暗闘を追った。

著者紹介

大下 英治 (オオシタ エイジ)  
1944年、広島県生まれ。広島大学文学部仏文科卒業。大宅マスコミ塾第7期生。「週刊文春」特派記者、いわゆる“トップ屋”を経て、83年に作家として独立。圧倒的な取材力で、政治・経済・芸能・闇社会と幅広いジャンルにわたって、旺盛な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)