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口は禍いの門

角川文庫 さ52−3 町医北村宗哲

出版社名 角川書店
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-04-100066-3
4-04-100066-1
税込価格 660円
頁数・縦 361P 15cm

商品内容

要旨

病気を治す腕は一流、厄介事を解決する知恵も一流、宗哲の医院は今日も大繁盛だ。今村芳生なる蘭方医が宗哲のもとを訪れ、“本道(内科)に限っては官医に蘭方を禁ずる”という幕府の達しに、激しく不満を述べた。宗哲が相手にしないとみると、漢方医で将軍家御匙の楽真院と老中首座に直談判に行く始末。辟易した楽真院から、今村の口を封じられないか、と相談を受けた宗哲だったが…。人情の機微に触れるシリーズ第3弾。

出版社・メーカーコメント

今村芳生なる医師が宗哲を訪ね、官医には蘭方(西洋医学)を禁ずる旨の達しに不満をぶちまけた。相手にされぬとみると、将軍家御匙の楽真院に直談判に及んだ。辟易した楽真院から対処を命じられた宗哲だったが…。

著者紹介

佐藤 雅美 (サトウ マサヨシ)  
1941年兵庫県生まれ。早大法学部卒。85年『大君の通貨』で新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)