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雀蜂

角川ホラー文庫 Hき2−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-04-100536-1
4-04-100536-1
税込価格 704円
頁数・縦 236P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 小説家の安斎が目ざめると、そこにはスズメバチがいた。
    過去に刺された経験がある安斎は、
    次刺されたらアナフィラキシー・ショックで死ぬ。
    必死でハチと格闘しながらふと思う。
    「これは妻の仕業に違いない、、、。
    妻が、俺を殺そうとしている、、、!」
    安斎は助かるのか??

    安斎の目線で繰り広げられる物語はとても臨場感にあふれ、
    ハチの羽音が聞こえてくるようです。
    そして最後のどんでん返し!!
    思わずラストを読み返してしまいました。
    最後の1ページまで油断できない!
    オススメです!

    (2014年11月6日)

  • 舞台は八ヶ岳の冬の山荘。主人公の小説家安斎が目が覚めると家中に雀蜂がいた。一緒にいたはずの妻の姿がみあたらない。雀蜂との戦いに目がはなせません。

    (2013年11月26日)

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商品内容

要旨

11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!

出版社・メーカーコメント

雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。安斎は山荘を生きて出られるのか。最後明らかになる驚愕の真実とは!? ノンストップ・サバイバルホラー、文庫書き下ろしで登場!

著者紹介

貴志 祐介 (キシ ユウスケ)  
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は100万部を超えるベストセラーとなる。2005年、『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)