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雁渡り 照降町自身番書役日誌

角川文庫 い85−11

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-04-101392-2
4-04-101392-5
税込価格 660円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

武家に生まれた生田三喜之輔は、理由あって名を捨て刀を捨て、心に拭いきれない深い疵を負って故郷の西国を出た。行き着いた先は日本橋北内神田の通称・照降町。町人の喜三次として生きる決心をした彼は、ここで自身番書役を務めながら、江戸の町に根を下ろす。身を寄せ合いながら家族のように助け合う、鉄火肌で情の深い照降町の人々。市井に生きる人間の喜怒哀楽を情感豊かに謳いあげる、傑作人情時代小説シリーズ第一弾!

出版社・メーカーコメント

日本橋は照降町で自身番書役を務める喜三次が、理由あって武家を捨て町人として生きることを心に決めてから3年。下町に生きる庶民の人情や機微、暮らし向きを端正な筆致で描く、胸にしみる人情時代小説!

著者紹介

今井 絵美子 (イマイ エミコ)  
1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)