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死を語り生を思う

角川文庫 い7−68

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-04-101806-4
4-04-101806-4
税込価格 660円
頁数・縦 169P 15cm

商品内容

要旨

作家、宗教家、芸術家、生化学者が、五木寛之と「死」を真っ向から論じ合う。小説を書くことは、死とかかわることとちがわないのではないか(小川洋子)。恋と死と出家とがずっと続く。それが『源氏物語』(瀬戸内寂聴)。未完で生まれて未完で死ぬ。だから輪廻があるんでしょうね(横尾忠則)。生命は、犯罪も競争も共同作業もある、大都会のイメージです(多田富雄)。死の不安から自由になるための、四つの対話を収録。

目次

第1話 死にはどんな意味があるのか?(小川洋子)
第2話 あの世の風景はどのようなものか?(瀬戸内寂聴)
第3話 衆生は輪廻転生するのか?(横尾忠則)
第4話(生命にとって死とは何か?
脳死は人の死か?(多田富雄))

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。同年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)