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まにまに

角川文庫 に19−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-04-102638-0
4-04-102638-5
税込価格 748円
頁数・縦 309P 15cm

商品内容

要旨

「彼にさえ可愛く見られたらいいのだ!」とデート前に般若の形相で化粧直ししていた32歳の頃から、「体の声を聞くことができるようになってきた」という40代の入り口まで―西加奈子の喜怒哀楽の変遷を綴ったエッセイ集。「まにまに」という言葉の如く、なすがまま正直に自分の感情と向き合う日常、世界各地への旅、大好きな音楽や本に寄せる熱き思い。文庫化にあたり近年のエッセイ13編を追加収録。

目次

第1章 日々のこと(かなこです
恋する般若 ほか)
第2章 日々のことその後(決意の上京夢が現実に
両親のおかげで生まれた物語 ほか)
第3章 音楽のこと(どんな音楽聴くの
こどものこえ ほか)
第4章 本のこと(光をくれた本たち
私の美しさ ほか)

おすすめコメント

私って、生きてきたんだなぁ。嬉しくても悲しくても感動しても頭にきても泣けてくるという、喜怒哀楽に満ちた日常、愛する音楽・本への尽きない思い。多くの人に「信じる勇気」を与えてきた西加奈子のエッセイが詰まった一冊。

著者紹介

西 加奈子 (ニシ カナコ)  
1977年テヘラン生まれ、大阪育ち。2004年『あおい』でデビュー。08年『通天閣』で織田作之助賞、13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年『サラバ!』で直木賞受賞。著書に、小説、エッセイ、絵本など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)