• 本

残りの秋(とき)

角川文庫 時−い85−8 髪ゆい猫字屋繁盛記

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-04-105705-6
4-04-105705-1
税込価格 660円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

身重のおよしが突然猫字屋に出戻ってきた。旦那の藤吉が店の金を持って失踪中だという。誰もが認めるおしどり夫婦にいったい何が?魚竹の跡継になった喜三次は藤吉の探索に一役買い、その一筋縄ではいかない胸の裡を聞きつける―。消える命あれば、生まれる命あり。めぐる季節のなか、人を慈しみ、縁を大事に生きる尊さ。いつの世も変わらぬ人の情を哀歓あふれる筆で描きだす、著者畢生の大シリーズ、感動の最終巻!

おすすめコメント

いつの世も変わらぬ人の情を哀しみと慈しみの中に描きだすシリーズ最終巻! 身重のおよしが突然猫字屋に出戻ってきた。旦那の藤吉は店の金を持って失踪中。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ?いつの世も変わらぬ人の情を哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだすシリーズ最終巻!

著者紹介

今井 絵美子 (イマイ エミコ)  
1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」(歴史時代作家クラブ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)