• 本

カラヴィンカ

角川文庫 と25−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-04-106168-8
4-04-106168-7
税込価格 880円
頁数・縦 421P 15cm

商品内容

要旨

歌詞のない旋律を母音のみで歌う「ヴォカリーズ」の歌手として絶大な人気を誇る実菓子。彼女の自伝のインタビューの相手として選ばれたのは、売れないギタリストの青鹿多聞だった。なぜ実菓子は、多聞を指名したのか―2人は幼い頃同じ家で育ち、さらに実菓子の夫は、多聞の亡兄だったからだ。インタビューが進むにつれ、明らかになっていく、おぞましく哀しい出来事。その真実が解き明かされた時、新たな事件が起きる。

おすすめコメント

『雪の鉄樹』で話題の著者による、衝撃のミステリー。 ギタリストの多聞に舞い込んだ仕事の依頼。それは、カリスマ的な人気歌手、実菓子のロングインタビューだった。だが、多聞と実菓子には憎悪み満ちた深い因縁があった──。注目の著者の衝撃的長篇小説。

著者紹介

遠田 潤子 (トオダ ジュンコ)  
1966年、大阪府生まれ。関西大学文学部独逸文学科卒業。2009(平成21)年、『月桃夜』で日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)