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東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡

角川文庫 ひ25−6

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-04-106516-7
4-04-106516-X
税込価格 814円
頁数・縦 285P 15cm

商品内容

要旨

自閉症の当事者である“東田くん”と、精神科医である“山登先生”が約2年半にわたり交わした往復書簡。発達障害や支援についての話題から、記憶や生き方、嘘や愛についてなどの哲学的なテーマまで―時に飛び出る東田くんの革新的な意見に、山登先生も「こりゃ驚いた!」。診察室ではできない率直でスリリングな掛け合いから生まれる発見の数々。生きづらさを抱える全ての人へ伝えたい。

目次

1 原始の感覚、未来につながらない記憶
2 「こだわり」と「好き」の間、自閉症者の秘めた理性
3 純粋さ、うしろめたさ、嘘、そして夢
4 自閉症者への対応とは?自己愛とは?
5 自分を意識する不思議さ、支援とは?
6 「共世界へのためらいがちな参入」のために
対談
東田直樹さんに聞くA to Z
特別対談

おすすめコメント

作家・東田直樹と精神科医・山登敬之、「自閉症」のことを大いに語り合う。 自閉症ってなんだろう――。会話ができない心の内を言葉に綴る東田直樹と、精神科医として自閉症者と向き合ってきた山登敬之。約二年半の往復書簡から見えてきた自閉症の不思議、そして未来への希望とは。

著者紹介

東田 直樹 (ヒガシダ ナオキ)  
1992年千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫)で、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる。同作は翻訳され、2013年に『The Reason I Jump』が刊行。現在30か国以上で翻訳、世界的ベストセラーに
山登 敬之 (ヤマト ヒロユキ)  
1957年東京都生まれ。東京えびすさまクリニック院長、精神科医、医学博士。筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。専門は児童青年期の精神保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)