サガレン 樺太/サハリン境界を旅する
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-04-107632-3
(4-04-107632-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 285P 19cm |
商品内容
要旨 |
樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。大日本帝国時代には、陸の“国境線”を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年にサガレンを訪れ、名詩を残している。他にもチェーホフなど、この地を旅した者は多い。いったい何が彼らを惹きつけたのか?多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程をたどりつつ、近現代史の縮図をゆく。文学、歴史、鉄道、そして作家の業。すべてを盛り込んだ新たな紀行作品!! |
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目次 |
第1部 寝台急行、北へ(歴史の地層の上を走る |
おすすめコメント
その島は、歴史の狭間に漂っていた。昭和史の縮図を征く、珠玉の紀行ルポ!かつて、この国は陸の国境線をもっていた。樺太/サハリン、旧名サガレン。北原白秋、林芙美子に宮沢賢治等、著名な文士も国境線観光を含め、訪れた。日本人に忘れられた”帝国”の島を旅する。新たなる梯文学の誕生