• 本

白衣の嘘

角川文庫 な69−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-04-107652-1
4-04-107652-8
税込価格 660円
頁数・縦 263P 15cm

商品内容

要旨

苦手な縫合の練習のため、シミュレーターに向かう内科医の副島。彼が担当した女性患者はある秘密を抱えていた(「最後の良薬」)。バレーボール日本代表の彩夏と、医者である姉の多佳子。2人は実家に向かう途中でトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。運転席に閉じ込められた妹に対して多佳子がとった意外な行動とは(「涙の成分比」)。医療の現場を舞台に描き出す、鮮やかな謎と予想外の結末。名手による傑作ミステリ集。

おすすめコメント

短編名手が放つ、珠玉のミステリ七編! あの先生、嘘をついているかもしれない――。主治医と患者、研修医と指導医……そこには悲哀にみちた人間ドラマがある。予想外の謎を駆使して人間の本性を鮮やかにあぶり出した、傑作ミステリ集。

著者紹介

長岡 弘樹 (ナガオカ ヒロキ)  
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門1位、「本屋大賞」6位となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)