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侍の本分

角川文庫 時−さ52−7

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-04-107953-9
4-04-107953-5
税込価格 704円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない―頑固一徹、家康に対しても己の言を曲げなかった徳川家の譜代、大久保彦左衛門。その強情な性分から、元和偃武を迎えたときの禄はわずか千石だった。そんな彦左衛門が子孫に向けて書き遺した『三河物語』には、徳川家と、それに仕えた大久保一族の歴史が描かれている。彦左衛門が語る侍の本分とは?直木賞作家が、緻密な考証で生き生きと紡ぐ本格歴史長篇!

おすすめコメント

天下の御意見番・ 大久保彦左衛門が説く武士の生き様とは?本格歴史長篇!時の将軍、家康にも真っ向から逆らった大久保彦忠教。その著書『三河物語』には、頑固一徹、己の本分を曲げない忠教から見た、大久保一族と徳川家の歴史が書かれていた。緻密な時代考証で紡ぎ上げる歴史長篇

著者紹介

佐藤 雅美 (サトウ マサヨシ)  
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。雑誌記者を経て作家となる。85年『大君の通貨 幕末「円ドル」戦争』で第4回新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)