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信長の原理 上

角川文庫 時−か78−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-04-109864-6
4-04-109864-5
税込価格 814円
頁数・縦 373P 15cm
シリーズ名 信長の原理

商品内容

要旨

織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか…と。信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒涛の血戦を制してゆく。不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!

出版社・メーカーコメント

信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!信長は、幼少から満たされぬ怒りを抱え、世の通念に疑問を抱いていた。破竹の勢いで織田家の勢力を広げる信長はある日、どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出るという”原理”に気づき――。

著者紹介

垣根 涼介 (カキネ リョウスケ)  
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞、大藪春彦賞の史上初の三冠に輝き、05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。13年、初の歴史時代小説『光秀の定理』を発表し話題となる。16年、歴史時代小説第2弾『室町無頼』は「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)