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里山奇談 〔3〕

あわいの歳時記

角川文庫 こ53−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-04-109870-7
4-04-109870-X
税込価格 836円
頁数・縦 247P 15cm
シリーズ名 里山奇談

商品内容

要旨

初夏、家族で帰省中の母親に襲いかかる異様な寒気と、幼い娘の一言が怖い「震々」。渓流釣りの最中に見た、風景をかすませ移動する蚊柱のようなものの正体に震撼する「ヤマンボウサマ」。日本各地に伝わる“虫送り”には、山の神様が紛れている―少女の瞳に映る風景を描く「稲につく虫、女につく虫」など、書き下ろしを含む44篇。昆虫を追い求め里山を渉猟する“生き物屋”たちが、四季折々の祭りや風習を織り交ぜて紡ぐ、不思議な話。

出版社・メーカーコメント

”生き物屋”たちが四季折々の里山で蒐集した不思議なお話。桜祭りの帰りに見た宙に浮く柔らかな光、川で投網を打つ人を襲った足元の砂の奇妙な動き、山道で「おおい、おおい」と呼びかけてくる声、憑物を籠めているという壺の秘密……不思議でどこか懐かしい短編集。

著者紹介

coco (COCO)  
愛知県生まれ。漫画、文筆、写真家
日高 トモキチ (ヒダカ トモキチ)  
宮崎県生まれ。漫画家、イラストレーター、よろず物書き。学習参考書の編集者を経てデビュー
玉川 数 (タマガワ カズエ)  
東京都生まれ。著書に『里山奇談 よみがえる土地の記憶』『里山奇談 めぐりゆく物語』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)