日本古典と感染症
角川ソフィア文庫 C121−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-109942-1
(4-04-109942-0) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 327P 15cm |
商品内容
要旨 |
医学や科学が現代よりも発達していなかったころ、人々は未知の感染症をどのようにとらえたか。感染症はいかにして広がり、そしてその困難の中、人はどのように希望を見出していったのか。『万葉集』に残る天然痘の挽歌、『源氏物語』に描かれるマラリア『方丈記』養和の飢饉、『徒然草』などが描く流言蜚語、江戸時代の三密回避「はしか遠慮」、夏目漱石と腸チフスほか。約1300年間の記録をたどり感染症の地平を見わたす書き下ろし論集。 |
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目次 |
感染症で繋げる日本文学の歴史(ロバートキャンベル) |
出版社・メーカーコメント
古の人々はいかに病と向き合ってきたか?万葉集から、方丈記、江戸の役者絵、正岡子規まで。古典籍をひもとけば、古の人々がどう病と向き合い、苦しい状況の中で希望を見出していったのかがわかる。歴史を学び、現代の糧とする文庫書き下ろし!