• 本

女警

角川文庫 ふ31−8

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-04-111625-8
4-04-111625-2
税込価格 968円
頁数・縦 503P 15cm

商品内容

要旨

23歳の女性巡査が男性上官を射殺し、拳銃を持ったままミニパトで逃走、行方不明となった。最大級の警察不祥事による混乱の中、警察官室長・理代は、上級幹部の不可解な焦燥感に気づく。交番勤務の警部補と、実務1年目の女性巡査の間に、一体何があったのか?パワハラ、セクハラ、ハードな泊まり勤務にキャリア・ノンキャリアの対立―果たして真相は。不条理な組織に生きる男女の現実を直視した一気読み警察小説。

出版社・メーカーコメント

彼女を追い詰めたものは何か――。組織の中で闘う女性警察官の真実。地方都市の交番で起きた警部補射殺事件。部下である女性巡査は拳銃を所持したまま行方不明のまま。監察官室長・理代は真相を探ろうとするが……。元警察キャリアの著者が鋭く斬り込む、組織の建前と本音。

著者紹介

古野 まほろ (フルノ マホロ)  
東京大学法学部卒業。リヨン第3大学法学部第3段階「Droit et Politique de la S´ecurit´e」専攻修士課程修了。フランス内務省より免状「Dipl^ome de Commissaire」授与。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、故・宇山日出臣氏に絶賛され、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)