• 本

東京の子

角川文庫 ふ43−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-04-111875-7
4-04-111875-1
税込価格 858円
頁数・縦 381P 15cm

商品内容

要旨

働きながら学べる新しい大学「東京デュアル」。エリートでなくてもチャンスが得られる未来の働き方をうたい、4万人の学生を集めていた。500社ものサポーター企業が学内で仕事を提供し、奨学金制度も充実。しかし、いつものように人捜しを頼まれた仮部諫牟がデュアルに潜入すると、その実態は人身売買だった!?賃金格差、過労、失業…現代日本の労働問題をめぐる一大プロジェクトに、自らの過去を捨てた青年が迫る。

出版社・メーカーコメント

新時代の働き方を問う、社会派エンターテインメント!働きながら学べる新しい大学校「東京デュアル」。校内には500社の協賛企業が連なり、未来の働き方をうたっているが……その実態は人身売買!? 自らの名前を捨てた青年が、潜入調査を開始する。

著者紹介

藤井 太洋 (フジイ タイヨウ)  
1971年、鹿児島県奄美大島生まれ。国際基督教大学を中退後、舞台美術、イラストレーターなどを経たのち、ソフトウェア会社に勤務する傍ら執筆した長編『Gene Mapper』を電子書籍として販売。同作は2012年のKindle本で最多販売数の小説となった。15年『オービタル・クラウド』で日本SF大賞と星雲賞日本長編部門を、19年『ハロー・ワールド』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)