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青山に在り

角川文庫 時−し51−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-04-111989-1
4-04-111989-8
税込価格 902円
頁数・縦 410P 15cm

商品内容

要旨

学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼は城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。身分の差を超えた友情を育む平穏な青春を過ごすが、世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。さらにある武士が2人の眼前に現れ、出自を疑うようになる。彼の狙いはいったい何なのか。美しい川越を舞台に幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。

出版社・メーカーコメント

幕末の世の人々の絆と生き様を鮮やかに描き出した、青春時代小説の傑作!川越藩筆頭家老の息子小河原左京は、学問剣術いずれにも長けた13歳の少年。彼はある日城下の村の道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。この出会いが、左京の運命を大きく動かし始める――。

著者紹介

篠 綾子 (シノ アヤコ)  
1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。2000年、『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で第4回健友館文学賞を受賞し、デビュー。19年『青山に在り』で第1回日本歴史時代作家協会賞(旧・歴史時代作家クラブ賞)“作品賞”を受賞。主な著作に『白蓮の阿修羅』『酔芙蓉』『天穹の船』、シリーズ作品に、17年に第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)