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乱灯江戸影絵 上 新装版

角川文庫 ま1−37

出版社名 角川書店
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-04-122763-3
4-04-122763-1
税込価格 968円
頁数・縦 441P 15cm
シリーズ名 乱灯江戸影絵

商品内容

要旨

享保七年、目安箱に投じられた一通の上書がすべての発端だった。将軍吉宗から命を受けた大岡は、配下弥作らを差出人捜査にあたらせていた。その最中、芝の寺の尼僧が殺され、背後に旗本大久保家の存在が浮上する。吉宗も自ら密使として庭番青木文十郎を越前へ向かわせたが、事件の核心に近づいたとき、刺客もまた背後に迫っていた!政道に潜む歴史の陰を鋭く抉り出す松本清張の本格時代小説、新装版。

おすすめコメント

大岡裁きは美化されている!痛烈な批判を込めた時代サスペンス。江戸城の門柱にある目安箱に入れられた一通の書面が吉宗の目に留まる。越前守忠相を呼ぶや、人捜しを命じるがその先々には血生臭い殺人が勃発する。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年福岡県に生まれる。53年、『或る「小倉日記」伝』で、芥川賞を受賞。56年、朝日新聞社広告部を退社し、作家生活に入る。67年、吉川英治文学賞、70年、菊池寛賞、90年、朝日賞を受賞。92年8月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)