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陰陽師鬼談 安倍晴明物語

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-04-169036-9
4-04-169036-6
税込価格 748円
頁数・縦 271P 15cm

商品内容

要旨

そこに立った子は、ふしぎな面立ちをしていた。最近、都で流行りだした舞楽の面のようだった。風が吹くと、赤毛がふわりとふくらむ。異国の香りをただよわせるその風貌には、高貴なたたずまいと、おそろしく異質な妖怪の気配とが同居していた。これからお話しするのは、今をさかのぼる千年前、平安の世で活躍した陰陽師・安倍晴明の秘められた物語である。それでは、長いながい占術の歴史をひもといていくことにしよう…。陰陽道にたいする膨大な知識を駆使して綴られた、安倍晴明の一大物語。

著者紹介

荒俣 宏 (アラマタ ヒロシ)  
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学卒。膨大な知識を駆使して、古代文明からサイバー・カルチャーまで多岐なジャンルにわたる文筆活動を展開。『帝都物語』(角川文庫)で一世を風靡する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)