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方丈記 現代語訳付き

角川ソフィア文庫 SP A−260−2

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-04-400109-4
4-04-400109-X
税込価格 836円
頁数・縦 243P 15cm

商品内容

要旨

枕草子・徒然草とともに日本三大随筆に数えられる、中世隠者文学の代表作。人の命もそれを支える住居も無常だという諦観に続き、次々と起こる、大火・辻風・飢饉・地震などの天変地異による惨状を描写。一丈四方の草庵での閑雅な生活を自讃したのち、それも妄執であると自問して終わる、格調高い和漢混淆文による随筆。参考資料として異本や関係文献を翻刻。

目次

ゆく河の流れは絶えずして
玉敷の都のうちに、棟を並べ
知らず、生れ死ぬる人
予、ものの心を知れりしより
去安元三年四月廿八日かとよ
火元は、避口冨の小路とかや
人のいとなみ、皆愚なる中に
また、治承四年卯月のころ
三四町を吹きまくる間に篭れる家ども
辻風はつねに吹くものなれど〔ほか〕

著者紹介

簗瀬 一雄 (ヤナセ カズオ)  
1912年‐2008年。東京生まれ。早稲田大学卒業。文学博士。豊田工業高等専門学校・豊橋技術科学大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)