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風蘭

角川ソフィア文庫 L200−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-04-400125-4
4-04-400125-1
税込価格 836円
頁数・縦 200P 15cm

商品内容

要旨

人を育てるのは大自然であり、その手助けをするのが人間である、だが何をすべきか、あまりにも知らなさすぎるのが現状である―六十年後の日本の行く末を憂え、警鐘を鳴らし続けた岡潔。今まさに彼が危惧していた通り、日本は厳しさのうちにある。少子化が進み、教育の形が刻々と変化する現代社会において、岡が示す教育のあるべき姿は多くの気づきをもたらすに違いない。たおやかな語りの中に慧眼が冴える。

目次

こころ
天と地
いのち
池の底
情熱の三原色
教育はどうすればよいのだろう
女性と情緒

おすすめコメント

「しだいに心身にしみ込んでくる、そういう知見に満たされている」――内田樹氏 人を育てるのは大自然であり、その手助けをするのが人間である、だが何をすべきか、あまりにも知らなさすぎるのが現状である――六十年後の日本の行く 末を憂い、警鐘を鳴らし続けた岡潔。今まさに彼が危惧していた通り、日本は厳しさのうちにある。少子化が進み、教育の形が刻々と変化する現代社会にお いて、岡が示す教育のあるべき姿は多くの気づきをもたらすに違いない。たおやかな語りの中に慧眼が冴える。文庫版解説・内田樹

著者紹介

岡 潔 (オカ キヨシ)  
1901年大阪生まれ。京都帝国大学卒業。フランス留学を経て、帰国後、広島文理科大学、北海道帝国大学、奈良女子大学で教鞭をとる。後年、多変数解析函数論の分野における超難題「三大問題」を解決し、数学者としてその名を世界に轟かせた。1960年に文化勲章を、1963年に『春宵十話』で毎日出版文化賞を受賞。1978年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)