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孫子の兵法

角川ソフィア文庫 E201−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-04-400254-1
4-04-400254-1
税込価格 880円
頁数・縦 228P 15cm

商品内容

要旨

人材登用、戦略の立て方、ライバルとの駆け引きなど、現代社会にも応用できる兵法戦略の要諦と特色とを、史上最高の兵法書『孫子』から明らかにする。二千年以上の時を超えて読み継がれてきたこの名著は、どのように生まれ、いかに伝承されてきたのか。時代ごとに変容する中国兵法の系譜を追うことで、『三国志』をはじめとする歴史書の読解も深まる。兵法用語や兵法書を簡潔にまとめた、貴重な「中国兵法小事典」付き。

目次

第1部 孫子兵法二十講(作戦の立案とは?
戦いの義とは?
行政と軍事の関係は? ほか)
第2部 中国兵法の展開(兵書はどう分類されたか
呪術的兵法の系譜
兵法の統合)
第3部 中国の軍神(戦争神の登場―黄帝と蚩尤の戦い
蚩尤像の変容
荒ぶる神から忠義の武神へ)
附録 中国兵法小事典

おすすめコメント

”彼を知り己を知れば、百戦して危うからず”現代に生きる孫子の兵法を学ぶ 『孫子』に代表される中国の兵法を、作戦立案やスパイ活用法などのテーマごとに詳しく解説。占いや呪いを重視する兵法と、合理的な兵法の特色を明らかにする。用語や兵書名がすぐにわかる便利な小事典付き。

著者紹介

湯浅 邦弘 (ユアサ クニヒロ)  
1957年、島根県生まれ。大阪大学大学院教授。専攻は中国古代思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)