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新「育児の原理」あたたかい心を育てる 幼児編

角川ソフィア文庫 L126−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-04-400266-4
4-04-400266-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 293P 15cm
シリーズ名 新「育児の原理」あたたかい心を育てる

商品内容

要旨

“自我の芽が生まれ、心の傷跡が残りやすい1歳半頃から2歳半頃の心の育児は最も大切です”人格形成に重要な1歳半頃から2歳、3歳、4歳と大きくなるに合わせ、その時々の心の発達と体の成長を具体的にやさしく解説。しかり方やほめ方、しつけなどどのように子どもに接したらよいか、親の心構えを学ぶことができる。最新の医学に基づいた情報も掲載した改訂版。仕事か育児か悩むお母さんへ、不安を払拭してくれる言葉も収録。

目次

第1章 幼児の心の発達と体の成長(一歳半頃から二歳半頃の心の育児は最も大切です
一歳半頃から芽ばえる大切な自我
二歳児には命令ではなく「あなたならできるよね」と ほか)
第2章 幼児のしつけ(幼児のしつけの基本は
お母さんが育児の主役
脳の報償系を刺激する ほか)
第3章 仕事か育児か悩むお母さんへ(育児は心の底からのほおずりをするだけでよいのです
忙しいお母さんこそ子どものまわりの人に気遣いを
年齢別育児のワンポイントアドバイス)

おすすめコメント

”自我の芽が生まれ、心の傷跡が残りやすい1歳半頃から2歳半頃の心の育児は最も大切です” 本書で内藤先生は繰り返し語られています。3歳、4歳と大きくなるにつれ、その時々の心の発達と体の成長を具体的にやさしく解説。しかり方やほめ方、しつけなど、保護者としてどのように子どもに接したらいいのか、その心構えを教えてくれる。子どもの自我が芽生える一歳半。嫉妬心の生まれる二歳児。きょうだいが生まれたとき。いつのまにか過保護になってしまう親とは。子どもの評価をどのようにしたらよいのか。トイレのしつけやしつけ全般についてなど、赤ちゃんから幼児へ変化する中で、お母さんとして大切にしたいことがたっぷりと書かれています。子育ての中で、該当する部分を拾い読みするだけですっと心が軽くなる。優しい文体で書かれ、読みやすいレイアウトで文庫化。時代にあわせ、仕事か育児か悩むお母さんへのメッセージも。年齢別育児のワンポイントアドバイス付き。

著者紹介

内藤 寿七郎 (ナイトウ ジュシチロウ)  
1906年、東京生まれ。東京帝国大学医学部卒業。東大小児科教室勤務後、愛育病院院長、愛育研究所所長に就任。68年、藍綬褒章を受章、77年、愛育病院名誉院長、84年、公益社団法人日本小児科医会初代会長。92年、シュバイツァー博愛賞受賞。国連環境計画特別顧問や日中育児研究会会長を歴任し、97年、日本小児科医会名誉会長を務める。2007年、101歳で天寿を全うする。“育児の神様”と日本の小児科医師から呼ばれ、小児科医療の第一人者として知られる
小林 登 (コバヤシ ノボル)  
1927年、東京生まれ、東京大学医学部卒業、医学博士。東京大学名誉教授、国立小児病院名誉院長、アップリカ育児研究所最高顧問。国際小児科学会会長、臨時教育審議会委員など多くの政府委員、学会役員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)