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動乱の日本史 南北朝対立と戦国への道

角川文庫 い13−83

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-04-400516-0
4-04-400516-8
税込価格 836円
頁数・縦 312P 15cm

商品内容

要旨

「建武の新政」失敗、南北朝対立、そして室町幕府崩壊と信長・秀吉・家康の台頭へ―戦国時代突入の契機といわれる「応仁の乱」以前とそれに続く乱世を縦断的に俯瞰。鎌倉以来300年以上うまく機能した幕府政治という「常識」が崩れ、天下人や天下統一という「非常識」が生まれた因果関係を明らかにする。「歴史if(もしも)」に思索を広げながら、歴史をより深く極め、評価する視点を養うための、大好評のシリーズ第3弾。

目次

第1章 戦国をもたらしたもの―足利将軍たちの苦闘(なぜ戦国になったのか
なぜ南北朝問題は解決できたのか
なぜ三代将軍義満は横死したのか)
第2章 鎌倉幕府崩壊への道―後醍醐天皇と悪党たち(なぜ後醍醐天皇の倒幕は成功したのか
なぜ足利尊氏は倒幕に走ったのか)
第3章 南北朝時代をもたらしたもの―新政をゆるがす二つの「常識」(なぜ「建武の新政」は崩壊したのか
なぜ日本では武士が否定され続けるのか
なぜ日本に二人の天皇が出現したのか)
第4章 戦国はどう終わったのか―常識を打ち破った天才信長(なぜ天下統一は当時の非常識なのか
なぜ信長包囲網は破綻したのか
なぜ楽市楽座は成功したのか
なぜ徳川家康は神になれたのか)

おすすめコメント

歴史の因果関係から通史を読み直す。井沢史観が冴える動乱シリーズ第三弾。「応仁の乱」以前とそれに続く戦国乱世を縦断的に俯瞰。歴史の因果関係を探り、通史だけでは分からないドラマに斬り込む。現代の常識、日本の常識だけでは見えない歴史をさぐる動乱シリーズ第三弾。

著者紹介

井沢 元彦 (イザワ モトヒコ)  
1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)