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西洋音楽史講義

角川ソフィア文庫 F163−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-400835-2
4-04-400835-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。

目次

西洋音楽の歴史をなぜ学ぶのか
古楽・クラシック・現代音楽―西洋音楽史の三つのエポック
多声的音楽の始まり―西洋音楽の夜明け
中世音楽の黄金時代と黄昏
ルネサンス前期と無伴奏合唱
ルネサンス後期と劇化する音楽
バロック音楽と絶対王政の時代
「音楽の父」としてのバッハ
ウィーン古典派と近代市民音楽の始まり
ベートーヴェンの偉大さ
ロマン派音楽の制度と美学
ロマン派と芸術宗教
前衛への越境
第一次世界大戦の後
クラシックと現代音楽とポピュラーと

出版社・メーカーコメント

ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。【目次】第1章 西洋音楽の歴史をなぜ学ぶのか第2章 古楽・クラシック・現代音楽−−西洋音楽史の三つのエポック第3章 多声的音楽の始まり−−西洋音楽の夜明け第4章 中世音楽の黄金時代と黄昏第5章 ルネサンス前期と無伴奏合唱第6章 ルネサンス後期と劇化する音楽第7章 バロック音楽と絶対王政の時代第8章 「音楽の父」としてのバッハ第9章 ウィーン古典派と近代市民音楽の始まり第10章 ベートーヴェンの偉大さ第11章 ロマン派音楽の制度と美学第12章 ロマン派と芸術宗教第13章 前衛への越境第14章 第一次世界大戦の後第15章 クラシックと現代音楽とポピュラーと

著者紹介

岡田 暁生 (オカダ アケオ)  
1960年京都市生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は音楽学。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。大阪大学文学部助手、神戸大学発達科学部助教授、京都大学人文科学研究所准教授を経て現職。著書に『音楽の聴き方』(中公新書、第19回吉田秀和賞)、『ピアニストになりたい!』(春秋社、59回芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『オペラの運命』(中公新書、第23回サントリー学芸賞)、『音楽の危機』(中公新書、第20回小林秀雄賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)